たりちゃん雑記帳

行って、買って、食べて良かったおすすめの物や日々の生活で感じたことなどを書いていきます♪

コロナ渦の介護現場

 

引用元:NHK  NEWS WEB www3.nhk.or.jp


全国の介護施設でもクラスターが発生しているというニュース。

 

実際介護現場で務めた経験から介護現場でのコロナ対策の話やインフルエンザ等、感染症が発生した時に実際現場で行った対応を書きます。

 

今現在介護の仕事を離れていますが前回の緊急事態宣言の時は現役の介護士でした。

 

その時は特別養護老人ホームで主に認知症の方のお世話をしていました。本入所の方の他、多くの特養ではショートステイという2、3日や1週間程度の短期入所を行っています。普段は本入所の方と短期入所の方のフロアーでの交流は自由に行い食堂、トイレ、居室も共有していますがその交わりを無くしました。

 

外へ出ない本入所者(感染予防で外出禁止)とは違い短期入所の方は普段ご家族と一緒に住まれていたり、デイサービス等を利用している方が多く本入所の方より外部との接触が多い為もし感染していた場合少しでも被害を少なくする為です。

 

スペースが限られたフロアーを分けるのはなかなか大変だし不便ではありますが仕方がないことだと思います。

 

本入所、短期入所問わず入所者全員にマスクを着用していただき食事もレイアウトを変えてついたても設置し密をさけます。とは言え、マスク着用は難しい方が多くいらっしゃいます。外してしまう方、外してなくしてしまう方、そもそも着けるのを拒否される方等。手洗いも同様こまめな声掛けが必要でした。

 

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職員は当然マスクやフェイスシールドを着用。当時はマスクが品薄の時だったので普段は施設支給のマスクが在庫が無く自分で調達する必要がありました。不織布マスクが手に入らず自作される方も多くいらっしゃいました。手指消毒や机等を消毒するアルコールも在庫がなくなり微酸性次亜塩素酸水に変わったりもしました。当時同業者の友人に状況をラインで聞くとどこも同じような状況だったようです。介助に使う手袋もいつも発注している物は在庫が無く様々なところから買い集めギリギリ足りるという感じでした。

 

介護では排泄介助や移乗等、体を密着することが多くありますし、食事介助ではむせてしまって唾液等が介護士にかかること等も良くあります。入浴介助では湿度も高く暑いですがコロナ渦ではマスクは外せず、意識が遠のく暑さでマスクをして対応していました。

 

普段ならご家族の面会で賑わうフロアーも早い段階から面会禁止になっていた為入所者さんもご家族の方も寂しがっていました。外出禁止やご家族に会えない事による良い刺激が減少したためか精神的に不安定になる方や認知症の症状が進んだように思える方もいらっしゃいました。テレビ電話等でご家族との交流をされていました。たとえ画面越しでもやはり顔が見えるのはお互いに安心できるようです。

 

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1日数回の入所者全員の検温、食事前の手指消毒、全部屋の換気やテーブルや手すり、車いす等の消毒とただでさえ忙しい介護業務にコロナへの対策が加わります。

 

自分が感染する事よりも、重症化しやすいと言われている入所者へ感染させてしまう事が怖くて休みの日も必要最低限の買物以外家にいましたが、通勤の為の電車、バス等がとても怖かったです。

 

コロナではありませんが今までインフルエンザ等の感染症が施設で出てしまい、その対応をいくつかの現場でしましたが、個室の施設なら良いのですが多床室だった場合の隔離の為の部屋移動や罹患した方の介助に入る職員を決めて職員への感染拡大を予防したり、罹患した方が徘徊して他の方にうつしてしまう危険性があったりと大変でした。

 

今2回目の緊急事態宣言が発令し私の住む地域も対象区域です。去年から1年中マスクをするのが当たり前になり、スーパーのレジ前にはソーシャルディスタンスを保つ為線が引かれ、毎日テレビの速報で東京の感染者数が流れる。今では1000人超えていても驚かない自分がいて、この異常な現実に慣れてしまう事が怖いです。1日も早くこの異常な日々が終わりますように。

 

読んでいただきまして有難うございました。

 

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